片付けられない人生でした
私はずっと、片付けられない人間でした。
実家もモノが多い家で、それが当たり前で育ちました。でも「散らかっていても平気」だったわけではありません。あまりに散らかっているとイライラするし、本当はちゃんと片付けたい。けれど完璧に片付けることはできなくて、いつも応急処置ばかりでした。
人が来るときは、とりあえずモノを隠して、布をかけて、それっぽく整えて。子供たちが散らかすたびにイライラして、「片付けなさい!」とガミガミ言う毎日。……正直、本当にしんどかったです。
6年間、部屋は「物置」でした
特にすごいことになっていたのが、ベビー用品と子供のおもちゃです。
「まだきれいだし、売れるかも」
「次の子ができたら、また使うかも」
そんな気持ちで、赤ちゃん服やベビー用品を6年ほどずっと置きっぱなし。そこに子供のおもちゃも積み重なって、気づけば一部屋まるごと、足の踏み場もない物置と化していました。
離婚の話が、きっかけになりました
転機は、離婚の話が出たことでした。
生活が大きく変わるタイミングで、「このままじゃいけない」と、ようやく重い腰を上げて断捨離を始めることにしたんです。
ミニマリストの先輩に教わったこと
実は私、ミニマリストの方たちが集まるオフ会に参加しています。そこで教わったのが、こんな考え方でした。
モノが多い人は、メルカリはやめたほうがいい。まず「家から出す」ことが大事。
最初は「え、売ればお金になるのに?」と思いました。でも、よく考えたら私はその「売れるかも」のせいで6年間も手放せなかったわけです。
だから今回は、メルカリにという思いをきっぱり絶って、無心でゴミ袋に詰めていきました。
減り出すと、止まらなくなった
不思議なもので、モノが減り始めると気持ちが変わってきます。
最初は「捨てるのがもったいない」だったのが、いつのまにか「次は何を捨てよう?」「まだ捨てられるモノはないかな?」と、自分から探すようになっていったんです。あの頃の自分とは別人のようでした。
大きいモノは、ジモティーで譲りました
困ったのが、大型のベビー用品です。捨てるにも大型ゴミの料金がかかるし、それを払うのもなんだかなぁ…と思って、ジモティーを使うことにしました。
私のやり方はこんな感じです。
- 状態があまり良くないもの/とにかく早く家から出したいもの → 無料でお譲り
- しばらく家にあってもいいけど不要なもの/状態が良さそうなもの → 少しだけ値段をつけてお譲り
実際に譲ったのは、こんなものたち。
- ベビーサークル・ベビーゲート
- ベビーカー
- ベビーベッド
- 室内三輪車・室内ジャングルジム
- 持ち運びできるコンパクトベッド
大型ゴミ代もかからず、必要としている人に使ってもらえて、家からもすぐ出せる。私にはこの方法が合っていました。
収納家具は、あえて残しました
大量にあった収納家具だけは、悩んだ末に捨てずに置いておくことにしました。
押し入れの中の整理に使ったり、これから作る予定の子供部屋で活用しようかなと考えています。子供部屋を作る過程で「やっぱり要らない」となったら、その時に手放せばいい。今はそう思っています。
片付いた部屋を見て、初めて知った気持ち
そうしてモノが減っていって、片付いた部屋を眺めたとき——
これまで感じたことのない達成感と、気持ちよさがありました。
片付いた部屋ってこんなに気持ちいいんだ、と、この歳になって初めて知りました。本当に感動したんです。ずっと片付けられないまま生きてきた私にとって、これは小さな、でも大きな変化でした。
正直、今も完璧ではありません
念のため書いておくと、今も毎日のように子供たちが散らかして、私がイライラして…というのは続いています(笑)。主戦場はリビング。実はリビングの断捨離は、まだ途上なんです。
それでも、前とは確実に違います。モノ自体が減ったこと、そして片付ける場所をちゃんと作ったこと。おかげで、散らかっても片付けるスピードは上がりました。リビングもだいぶモノが減ってきたので、完璧じゃなくても前よりずっとラクです。
物置だった部屋を片付けられた自分なら、リビングもきっと最後までやれる。今はそう思っています(その様子は、また別の記事で書けたらと思います)。
おわりに
もし昔の私と同じように、「売れるかも」「いつか使うかも」でモノを手放せずにいる人がいたら。
一度その気持ちを手放して、まず家から出してみるのもいいかもしれません。お金にはならなくても、片付いた部屋と、それを見たときの気持ちよさは、ちゃんと残ります。

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